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06月08日-01号

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  1. 常滑市議会 2022-06-08
    06月08日-01号


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    令和 4年  6月 定例会(第2回)        令和4年第2回常滑市議会定例会会議録議事日程(第1号) 令和4年6月8日(水)午前9時30分 開会第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告     (1) 例月出納検査結果報告(1月、2月、3月分)第4 報告第3号 令和3年度常滑市一般会計予算継続費の逓次繰越しについて第5 報告第4号 令和3年度常滑市一般会計予算繰越明許費の繰越しについて第6 報告第5号 令和3年度常滑市下水道事業会計予算の繰越しについて第7 報告第6号 令和3年度常滑市水道事業会計予算の繰越しについて第8 報告第7号 令和3年度常滑市病院事業会計予算の繰越しについて第9 報告第8号 令和3年度常滑市病院事業会計継続費の逓次繰越しについて第10 議案の一括上程     「議案第36号~議案第42号」      (1) 提案理由の説明      (2) 補足説明第11 決議案第1号 ウクライナとの話し合いによる平和解決を強く求める決議の提出について本日の会議に付議された事件 議事日程(第1号)のとおり出席議員(17名)      1番  渡邉十三香      2番  西本真樹      3番  加藤代史子      4番  成田勝之      5番  坂本直幸      6番  井上恭子      7番  伊藤 直      8番  盛田克己      9番  大川秀徳      10番  中村崇春      11番  都築周典      12番  伊奈利信      13番  相羽助宣      14番  伊藤史郎      15番  加藤久豊      16番  川原和敏      17番  稲葉民治欠席議員      なし説明のため出席した者の職氏名 市長             伊藤辰矢 副市長            山田朝夫 教育長            土方宗広 モーターボート競走事業管理者 山口 学 病院事業管理者        澤田忠明 総務部長           庄子 健 企画部長           関 公司 市民生活部長         水野善文 福祉部長           中野旬三 経済部長           亀岡賢一郎 建設部長           宮島基弘 消防長            竹内博司 ボートレース事業局次長    久田篤史 病院事務局長         小羽正昭 教育部長           安藤哲成 防災危機管理監        成田晃久 秘書広報課長         土井孝美 総務課長           磯村慶子 財政課長           近藤修司 都市計画課長         山本雅和 消防庶務課長         竹内恒志 学校教育課長         竹内孝光 学校給食共同調理場長     山本浩史議会事務局職員の出席者 事務局長           相武宏英 議事課長           都筑奈美 課長補佐           村瀬研太郎 主任             瀬木健太     午前9時30分 開会 △開会の宣告 ○議長(稲葉民治) 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席議員は17名であります。 定足数に達しておりますので、ただいまから令和4年第2回常滑市議会定例会を開会いたします。 本定例会では、新型コロナウイルス感染防止策として、原則、マスクまたはフェースシールドの着用をお願いしております。どうしても息苦しいなどあった場合には、この限りではありませんが、ぜひご協力をお願いします。 なお、パーティションを設置しております。発言する際のマスクについては、個々の判断にてお願いします。----------------------------------- △開議の宣告 ○議長(稲葉民治) それでは、本日の会議を開き、議事日程の順序に従い会議を進めます。-----------------------------------議事日程の報告 ○議長(稲葉民治) 本日の議事日程は、資料のとおりでありますので、よろしくお願いいたします。 なお、本定例会における説明員の出席につきましては、地方自治法第121条の規定により、市長はじめ関係職員の出席を求めましたので、ご報告申し上げます。----------------------------------- △市長挨拶 ○議長(稲葉民治) 会議に先立ち、市長から挨拶の申出がございますので、これを許します。市長。     〔市長 伊藤辰矢登壇〕 ◎市長(伊藤辰矢) 議長のお許しをいただき、開会に当たりまして、謹んでご挨拶を申し上げます。 議員の皆様方におかれましては、日頃から市政の運営につきましてご支援、ご鞭撻を賜りまして、厚く御礼申し上げます。 本定例会を招集申し上げましたところ、議員各位のご出席を賜り、誠にありがとうございます。 さて、新型コロナウイルス感染症に関しましては、新規感染者数が全国的に前の週を下回る日が続いており、感染状況は落ち着きを見せていると感じます。こうした状況の中、本市におきましては、3年ぶりに市美術展を開催したほか、市内の活動団体主催の総会や行事、夜の会合も開催され、社会活動が徐々にコロナ前の状況に戻りつつあると実感しております。 一方、国は、水際対策の緩和により、1日当たりの入国者数の上限を6月1日から2万人に引き上げるとともに、報道によりますと、6月10日から入国を停止している外国人観光客の受入れをおよそ2年ぶりに再開するとのことでございます。まだ添乗員付パッケージツアーに限定されているものの、この受入れが中部国際空港国際線の本格的な回復に向けた第一歩となり、今後、空港をはじめとする地域経済の回復につながることを期待しています。 次に、新型コロナウイルスワクチン接種についてでございます。 3回目の接種率については、5月末日時点で、市の人口に対して約57.2%となっております。4回目接種については、対象となる60歳以上の方と18歳以上の基礎疾患のある方のうち、3回目接種から5か月を経過した方に対して、6月3日から順次接種券を発送しておりまして、6月27日からは、高齢介護施設巡回接種を開始する予定でございます。今後も、感染拡大防止及び市民や事業者の皆様の支援に引き続き全力で取り組んでまいりますので、ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。 次に、もうすぐ出産プレゼント訪問についてでございます。 今年度から、妊婦の育児不安の軽減や産後鬱の予防を図るため、もうすぐ出産プレゼント訪問事業を開始いたしました。この事業は、保健師や助産師などの専門職が妊婦を訪問するだけでなく、その際に、育児支援に役立つアイテムが購入できるアマゾンの育児支援券をプレゼントするもので、5月末までの実績が既に65件となり、順調に実施できております。 訪問先の妊婦の皆様からは、産後に利用できるサービスを出産前に聞くことができてよかった、おむつやミルクなどを購入したいなどのお声をいただいており、大変うれしく思っております。引き続き、妊婦の皆様に必要な情報を提供し、サービスにつなげるきっかけになるよう取り組んでまいります。 さて、本定例会にご提案申し上げます案件は、報告6件、補正予算案1件、条例の一部改正案1件、単行議案5件の計13件でございます。いずれも重要な案件でございますので、慎重にご審議をいただき、ご了承、ご決定賜りますようお願い申し上げ、開会に当たりましての挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。     〔降壇〕-----------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(稲葉民治) これより日程に入ります。 日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。 会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において指名いたします。 4番成田勝之議員、13番相羽助宣議員を指名いたします。----------------------------------- △会期の決定 ○議長(稲葉民治) 日程第2、「会期の決定」を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から6月22日までの15日間とし、資料の日程案のとおりとすることにいたしたいと存じますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(稲葉民治) ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。よろしくお願いいたします。----------------------------------- △諸般の報告 ○議長(稲葉民治) 日程第3、「諸般の報告」をいたします。 監査委員から「例月出納検査結果報告1月、2月、3月分」について、報告書が提出されておりますので、その写しにより報告とさせていただきます。----------------------------------- △報告第3号及び報告第4号の一括上程、報告、質疑 ○議長(稲葉民治) 日程第4、「報告第3号令和3年度常滑市一般会計予算継続費の逓次繰越しについて」及び日程第5、「報告第4号令和3年度常滑市一般会計予算繰越明許費の繰越しについて」の2件を一括議題といたします。 本件に関しての報告を求めます。総務部長。 ◎総務部長(庄子健) ただいま一括議題となりました報告第3号及び報告第4号につきましてご説明申し上げます。 まず、報告第3号令和3年度常滑市一般会計予算継続費の逓次繰越しにつきまして、地方自治法施行令第145条第1項の規定によりご報告するものでございます。 2ページ、繰越計算書をご覧ください。 8款5項都市計画費大曽公園グラウンド整備事業費につきましては、令和2年度から令和4年度までの3か年の継続費として総額4億円をご可決賜り、令和4年度の竣工を目指して事業を進めているところでございます。 令和3年度の予算現額は3億円で、そのうち、支出済額が1億8,386万7,475円でありましたので、残額1億1,613万2,525円を令和4年度に逓次繰越するもので、財源内訳は表の右側に記載のとおりでございます。 以上が報告第3号でございます。 続きまして、報告第4号令和3年度常滑市一般会計予算繰越明許費の繰越しにつきまして、地方自治法施行令第146条第2項の規定によりご報告を申し上げます。 2ページの繰越計算書をご覧ください。 各事業の繰越額等についてですが、表の左から4列目の金額は予定した事業費、その右側の翌年度繰越額が今回確定した繰越額でございます。また、繰越額の財源内訳は、表の右側に記載のとおりでございます。 各事業の繰越額につきましては、2款1項総務管理費社会保障税番号制度システム整備事業費は473万円、新庁舎什器家具備品等整備費は500万円、新庁舎移転関連事業費は397万4,806円、現庁舎解体準備費は2,519万3,000円、新庁舎維持管理費は2,366万円。 3款1項社会福祉費住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付費は9,140万円、住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事務費は911万9,000円、同2項児童福祉費子育て世帯臨時特別給付金支給費は600万円、子育て世帯臨時特別給付金支給事務費は3万2,000円、保育園等遊具更新事業費は1,088万2,000円。 8款2項道路橋梁費の狭あい道路改良事業費は910万円、同5項都市計画費樋門改修工事費は3,800万円、大規模盛土造成地崩壊防止事業費は2,613万3,000円。 10款2項小学校費小学校校舎工事費は1億6,030万円、小学校体育施設工事費は6,750万円、小学校大規模改造工事費は1億6,921万円、同3項中学校費中学校校舎工事費は1億4,460万円、中学校体育施設工事費は2億4,844万円、中学校テニスコート移設費は7,000万円、同4項幼稚園費幼稚園遊具更新事業費は111万8,000円、同6項保健体育費夜間照明施設更新事業費は1億2,240万円。 全体で12億3,679万1,806円を、令和4年度にそれぞれ繰り越したものでございます。 次に、繰越しの主な理由につきましては、本年3月の市議会定例会において、国の補正予算を活用した事業として予算計上し、あわせて、繰越明許費についても議決をいただいた事業で、大規模盛土造成地崩壊防止事業費小学校校舎工事費小学校体育施設工事費、小学校大規模改造工事費中学校校舎工事費中学校体育施設工事費、以上6事業につきましては、いずれも経費の性質上、年度内に完了しなかったことによるものでございます。 また、中学校テニスコート移設費夜間照明施設更新事業費の2事業は、先ほどの国の補正予算を活用した中学校体育施設工事費と一体で実施するため、3月補正で予算計上し、繰り越したものでございます。 その他の13事業につきましても、令和3年度の補正予算の中で繰越明許費について議決をいただいたもので、事業の実施に不測の日数を要したことや給付金事業の受付期間が年度をまたいだことなどにより、年度内に事業が完了しなかったことによるものでございます。 以上、報告第3号及び第4号について、よろしくご了承賜りますようお願い申し上げ、説明とさせていただきます。
    ○議長(稲葉民治) 報告は終わりました。 これより報告に対する質疑を許します。 まず、報告第3号について質疑はありませんか。     (「ありません」の声あり) ○議長(稲葉民治) 次に、報告第4号について質疑はありませんか。     (「ありません」の声あり) ○議長(稲葉民治) 質疑を終結いたします。 報告第3号及び報告第4号の2件は、以上報告のとおりでありますので、よろしくご了承願います。----------------------------------- △報告第5号及び報告第6号の一括上程、報告、質疑 ○議長(稲葉民治) 日程第6、「報告第5号令和3年度常滑市下水道事業会計予算の繰越しについて」及び日程第7、「報告第6号令和3年度常滑市水道事業会計予算の繰越しについて」の2件を一括議題といたします。 本件についての報告を求めます。建設部長。 ◎建設部長宮島基弘) ただいま議題となりました報告第5号及び報告第6号につきまして、一括してご説明申し上げます。 初めに、報告第5号令和3年度常滑市下水道事業会計予算の繰越しについてご説明申し上げます。 地方公営企業法第26条第3項の規定によりご報告申し上げるものでございます。 2ページの繰越計算書をご覧ください。 本件は、1款資本的支出、1項建設改良費汚水管路整備事業雨水管路整備事業及び常滑浄化センター整備事業、合わせて7億3,320万円を令和4年度に繰越しをし、使用させていただくもので、財源内訳はそれぞれ記載のとおりでございます。 主な繰越しの理由は、汚水管路整備事業及び雨水管路整備事業では、公共下水道支線管渠整備工事にて、想定外のコンクリート構造物が埋設されていることが判明し、大幅な管路計画の変更を余儀なくされたため、令和3年度内の完了が見込まれず、繰越ししたものでございます。 なお、汚水管路整備事業のうち、管路計画の変更に伴い、真空ステーション設置工事も併せて繰越工事となっております。繰越額は、汚水管路整備事業で2億9,670万円、雨水管路整備事業で1,650万円でございます。 また、常滑浄化センター整備事業水処理施設建設工事委託において、汚染土壌対策について、関係機関との協議に不測の日数を要し、工事着手が1年間遅れたため、令和3年度施工分の着手が遅れ、4億2,000万円を繰越ししたものでございます。 次に、報告第6号令和3年度常滑市水道事業会計予算の繰越しについてご説明申し上げます。 地方公営企業法第26条第3項の規定により、ご報告申し上げるものでございます。 2ページの繰越計算書をご覧ください。 本件は、1款資本的支出1項建設改良費配水設備新設改良事業1億700万円を令和4年度に繰越しをし、使用させていただくもので、財源内訳は記載のとおりでございます。 繰越しの理由は、下水道工事の遅延により、関連する公共下水道工事に伴う配水管布設替工事を工期延長し、1億700万円を繰り越したものでございます。 以上、報告第5号及び報告第6号につきまして、ご了承賜りますようお願い申し上げ、報告とさせていただきます。 ○議長(稲葉民治) 報告は終わりました。 これより報告に対する質疑を許します。 まず、報告第5号について質疑はありませんか。     (「ありません」の声あり) ○議長(稲葉民治) 次に、報告第6号について質疑はありませんか。     (「ありません」の声あり) ○議長(稲葉民治) 質疑を終結いたします。 報告第5号及び第6号の2件は、以上報告のとおりでありますので、よろしくご了承願います。----------------------------------- △報告第7号及び報告第8号の一括上程、報告、質疑 ○議長(稲葉民治) 日程第8、「報告第7号令和3年度常滑市病院事業会計予算の繰越しについて」及び日程第9、「報告第8号令和3年度常滑市病院事業会計継続費の逓次繰越しについて」を議題といたします。 本件に関しての報告を求めます。病院事務局長。 ◎病院事務局長(小羽正昭) ただいま一括議題となりました報告第7号及び報告第8号につきまして、補足の説明を申し上げます。 まず、報告第7号令和3年度常滑市病院事業会計予算の繰越しにつきましてご説明をいたします。 地方公営企業法第26条の規定により、地方公営企業の建設または改良に要する経費のうち、年度内に支払義務が生じなかったもの及び年度内に支出の原因となる契約その他の行為をし、避け難い事故のため、年度内に支払義務が生じなかったものについては、その額を翌年度に繰り越して使用することができるとされております。このたび、令和4年度への繰越額等が確定しましたので、地方公営企業法第26条第3項の規定に基づき、予算繰越明細書をもって、その旨を報告するものでございます。 恐れ入ります、2ページの令和3年度常滑市病院事業会計予算繰越計算書をご覧ください。 まず、1、地方公営企業法第26条第1項の規定による建設改良費の繰越額でございますが、婦人科治療棟医療機器等について、年度をまたぎ、建設後に納品を受けるため、医療機器整備事業のうち1億1,260万9,200円を翌年度に繰り越すものでございます。 続きまして、3ページをご覧ください。 2、地方公営企業法第26条第2項ただし書の規定による事故繰越額としまして、新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴い、東5階病棟に設置を予定しておりました感染防護具マグネットホルダー下地取付設置工事について、令和3年度内の施工が完了できず、工期を延長したことから、契約額の一部38万5,000円を翌年度に繰り越すものでございます。 次に、報告第8号令和3年度常滑市病院事業会計継続費の逓次繰越しにつきましてご説明いたします。 婦人科治療センター建設事業の継続費につきましては、令和3年3月議会に上程いたしました令和2年度常滑市病院事業会計補正予算(第5号)において、継続費の総額及び年割額をご可決賜りました。このたび、令和3年度中の支払義務発生額、令和4年度への逓次繰越額等が確定いたしましたので、地方公営企業法施行令第18条の2第1項の規定に基づき、継続費繰越計算書をもってその旨を報告するものでございます。 以上、報告第7号及び第8号につきまして、よろしくご了承賜りますようお願い申し上げ、説明とさせていただきます。 ○議長(稲葉民治) 報告は終わりました。 これより報告に対する質疑を許します。 まず、報告第7号について質疑はありませんか。     (「ありません」の声あり) ○議長(稲葉民治) 次に、報告第8号について質疑はありませんか。     (「ありません」の声あり) ○議長(稲葉民治) 質疑を終結いたします。 報告第7号及び第8号の2件は、以上報告のとおりでありますので、よろしくご了承願います。----------------------------------- △議案第36号~議案第42号の一括上程、説明 ○議長(稲葉民治) 日程第10、「議案の一括上程」を行います。 「議案第36号」から「議案42号」までの7件を一括上程し、議題といたします。 これより提案理由総括説明を求めます。市長。     〔市長 伊藤辰矢登壇〕 ◎市長(伊藤辰矢) 議長のお許しをいただきまして、議案の総括説明を申し上げます。 今回ご提案申し上げます案件は、冒頭の挨拶でも申し上げましたとおり、報告6件、補正予算案1件、条例の一部改正案1件、単行議案5件の計13件でございます。 それでは、一括上程されました議案第36号から議案第42号の7件につきまして、概要を説明させていただきます。 まず、議案第36号は、令和4年度における一般会計補正予算でございまして、1億9,790万3,000円の増額補正をお願いするものでございます。 次に、議案第37号は、条例の一部改正案でございまして、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律の改正に伴う所要の改正をお願いするものでございます。 次に、議案第38号から第42号は単行議案でございます。 議案第38号は、大曽公園グラウンド整備内構造物撤去造成工事請負契約について、工事の進捗に伴う条件変更及び数量確定により契約の金額を変更するため、議案第39号は、大野小学校北館規模改造工事について請負契約を締結するため、議案第40号は、青海中学校プール改築工事について請負契約を締結するため、議案第41号は、南陵中学校グラウンド改修工事について請負契約を締結するため、議案第42号は、常滑市新学校給食共同調理場整備事業建設工事について請負契約を締結するため、それぞれ議会の議決を求めるものでございます。 各議案の内容につきましては、後ほど担当部長から補足の説明をさせていただきます。よろしくご審議いただき、ご決定賜りますようお願い申し上げまして、総括の説明とさせていただきます。     〔降壇〕 ○議長(稲葉民治) 以上で市長の提案理由総括説明は終わりました。 これより順次、補足説明を求めます。 まず、「議案第36号令和4年度常滑市一般会計補正予算(第2号)」の補足説明を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(庄子健) ただいま議題となりました議案第36号令和4年度常滑市一般会計補正予算(第2号)につきまして、補足の説明を申し上げます。 今回の補正は、国・県の補助金を活用した住民税非課税世帯等臨時特別給付金及び子育て世帯生活支援特別給付金の給付、4回目のワクチン接種に係る事業をはじめ、生活困窮世帯への自立支援金の資金延長や国・県と合同で実施する総合防災訓練、新たな常滑観光PRキャンペーンに係る事業などの補正をお願いするものでございます。 それでは、議案書の1ページをご覧ください。 第1条に定めます歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ1億9,790万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ242億2,790万3,000円とするもので、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正により定めるものでございます。 次に、2ページをご覧ください。 第1表歳入歳出予算補正でございまして、2ページは歳入を、3ページには歳出の款項ごとの補正額等を記載しております。 続きまして、具体的な補正の内容につきましては、別添資料の令和4年度6月補正予算概要によりご説明申し上げます。 恐れ入りますが、補正予算概要の5ページをご覧ください。 (3)事業等別予算額でございます。 まず、歳入につきましては、15款国庫支出金及び16款県支出金では、新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金をはじめとした各事業の実施に係る補助金等の計上を、19款繰入金では、事業実施に係るふるさとづくり事業基金及び陶業陶芸振興事業基金からの繰入金を計上しております。 次に、6ページをご覧ください。 歳出につきましては、各事業の内容等について、後ほど個別シートによりご説明させていただきます。 なお、最下段の予備費については、予算整理として、補正後1億2,066万3,000円とするものでございます。 8ページをご覧ください。 ここからが個別事業概要のシートでございます。 まず、上段のロボットテクノロジージャパン2022関係費については、ふるさと納税を活用し、7月に国際展示場で開催される産業用ロボットの展示会、ロボットテクノロジージャパン小学生向け見学会に希望する小学校が参加できるよう、バスの費用を負担するもので、事業費40万2,000円を新規計上するものでございます。 下段の総合防災訓練費については、国からの採択を受け、大規模地震及びこれに伴う津波を想定した総合防災訓練を国・県の関係行政機関、市、自主防災会等の関係機関が合同で実施するもので、事業費126万8,000円を増額するものでございます。 9ページをご覧ください。 住民税非課税世帯等臨時特別給付金事業費については、国がコロナ禍における原油価格・物価高騰等総合緊急対策として、住民税非課税世帯などに対し、1世帯当たり10万円を支給するものでございます。対象世帯は、令和4年度に新たに住民税非課税となった世帯650世帯、令和4年1月以降の家計急変世帯50世帯の計700世帯を見込み、事業費は合わせて7,091万6,000円を新規計上するものでございます。 10ページをご覧ください。 上段の障害者日常生活用具給付等事業費については、呼吸器機能に障害があり、日常的に電気式の医療機器の使用者を対象に、災害等の非常用自家発電機及び外部バッテリー購入費用を給付対象種目に追加するもので、事業費448万円を増額するものでございます。 下段の生活困窮者自立支援金支給事業費については、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた困窮世帯を対象とした生活困窮者自立支援金の申請期限が、当初予算編成時は令和4年3月末であったものが8月末までに延長されたことに伴い、事業費372万5,000円を増額するものでございます。 11ページをご覧ください。 子育て世帯生活支援特別給付金事業費については、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中、食費等の物価高騰などに直面する低所得の子育て世帯に対し、児童1人当たり一律5万円を支給するものでございます。対象者は、低所得のひとり親世帯で400世帯650人、ひとり親世帯以外の低所得世帯で400世帯700人の計1,350人を見込み、事業費は、事務費と合わせて6,801万5,000円を新規計上するものでございます。 12ページをご覧ください。 新型コロナウイルスワクチン接種関係事業費については、ワクチンの4回目接種について、国から接種体制の準備を進めるよう通知があったことから、4回目接種に係る事業費を計上するものでございます。対象者は、3回目接種終了者のうち60歳以上の者または18歳以上60歳未満で基礎疾患を有する者、そのほか重症化リスクが高いと医師が認める者として、全体で1万9,500人を見込み、接種方法は個別接種を中心とし、必要に応じて集団接種を実施するもので、事業費は合わせて4,648万5,000円を増額するものでございます。 13ページをご覧ください。 上段の食と器の出逢い事業補助金については、陶業陶芸振興事業基金を活用し、市内産の飲食提供用食器類の焼き物の購入に対し補助金を交付しているもので、今年度から制度を見直し、補助額の増額や補助回数の拡大をしたこと、また、各種メディアを通じた周知が図られたことから申請件数が増加しているため、事業費500万円を増額するものでございます。 下段の観光戦略プラン事業費については、名古屋鉄道株式会社から大規模な常滑観光PRキャンペーンを実施したい旨の提案があり、内容は、ポスター作成、テレビCM、新聞広告、特設ホームページなどでの宣伝を行うもので、実施に当たっての条件として、市はPRリーフレットを作成する必要があり、その作成経費として、事業費200万円を増額するものでございます。 以上、議案第36号につきまして、よろしく審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げ、補足の説明とさせていただきます。 ○議長(稲葉民治) 次に、議案第37号常滑市消防団員等公務災害補償条例の一部改正についての補足説明を求めます。 消防長。 ◎消防長(竹内博司) ただいま議題となりました議案第37号常滑市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、補足の説明を申し上げます。 恐れ入りますが、3ページ、資料2をお願いいたします。 1、改正の理由でございますが、老後の生活を支える年金等の受給権保護の観点から、年金等の受給権を担保として日本政策金融公庫等が貸付けを行う年金担保貸付制度が廃止されました。これに伴い、条例のただし書部分が削られたため、消防団員等公務災害補償を受ける権利につきましても、条例の一部を改正するものでございます。 2、概要でございますが、2ページにお戻りいただき、資料1、新旧対照表をお願いいたします。 下線部分のただし書を削るものでございます。 次に、1ページ、議案書をお願いいたします。 施行期日でございますが、附則1に記載のとおり、公布の日から施行するものでございます。 以上、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、補足の説明とさせていただきます。 ○議長(稲葉民治) 次に、議案第38号大曽公園グラウンド整備内構造物撤去造成工事請負契約の変更についての補足説明を求めます。 建設部長。 ◎建設部長宮島基弘) ただいま議題となりました、議案第38号大曽公園グラウンド整備内構造物撤去造成工事請負契約の変更について、補足の説明を申し上げます。 本工事につきましては、令和3年第1回市議会臨時会におきまして請負契約をご可決いただき、現在工事を進めているところでございます。 今回は、当初の契約金額1億9,873万7,000円に追加工事として、3ページの変更金額のとおり1,218万2,500円を増額し、契約金額を2億1,091万9,500円とするための変更契約を結びたく、地方自治法第96条第1項第5号及び常滑市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 なお、金額はいずれも税込みの金額でございます。 3ページをご覧ください。 令和4年5月25日付で、株式会社水野組と追加工事について、仮変更契約を締結したところでございます。 4ページをご覧ください。 変更契約の内容についてご説明させていただきます。 変更項目の欄、①土砂搬出路への鉄板布設追加は、土砂搬出路のダンプ走行の可否について試験した結果、不適であったため、敷鉄板を追加するものでございます。 ②土砂搬出場所変更に伴う運搬距離変更は、当初は西知多道路建設現場前山地区への搬出予定でありましたが、県の指示によりまして石瀬地区へ変更となったため、運搬距離を変更するものでございます。 ③グラウンド舗装材の追加は、既設グラウンド表土の再利用による施工を予定しておりましたが、すき取り後に計測した結果、数量不足が判明したため、グラウンド舗装材を追加購入するものでございます。 ④樹木伐採量の変更は、切土造成部分の伐採木の処分量が確定したため、変更するものでございます。 5ページ及び6ページについては、変更項目の工事箇所を図面上にそれぞれ表示してございます。 以上、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げ、補足の説明とさせていただきます。 ○議長(稲葉民治) 次に、議案第39号大野小学校北館規模改造工事請負契約についてから議案第42号常滑市新学校給食共同調理場整備事業建設工事請負契約についてまでの4件の補足説明を求めます。 教育部長。 ◎教育部長安藤哲成) ただいま一括議題となりました議案第39号から議案第42号につきましてご説明を申し上げます。 まず、議案第39号大野小学校北館規模改造工事請負契約につきまして、この工事は、老朽化の著しい校舎を改修し、学習環境の改善を図るものであり、令和3年度に実施した南館に引き続いて実施するものでございます。請負契約の締結のため、地方自治法第96条第1項第5号及び常滑市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定によりまして、議会の議決をお願いするものでございます。 議案書1ページ中段の表をご覧ください。 まず、契約の目的は大野小学校北館規模改造工事請負、契約の方法は一般競争入札、契約の金額は1億5,290万円、契約の相手方は市内の株式会社マルタケ、代表者は竹内喜陽雄でございます。工期は議決の日から令和5年2月28日まで、支出科目は記載のとおりでございます。 3ページ、資料1をご覧ください。 工事請負仮契約書の写しでございます。本年5月19日付で仮契約をしており、市議会の議決があったときは、これを本契約とするものでございます。 4ページの入札執行調書の写しをご覧ください。 入札は、本年5月12日に開札の結果、株式会社マルタケが税別の最低入札額1億3,900万円で落札いたしました。 5ページの横長資料2をご覧ください。 こちらは、工事概要と全体配置図、案内図でございます。左上に記載の工事概要をご覧ください。 今回の工事は、北館の外壁塗装、サッシ改修など、電気設備改修として照明器具やキュービクル取換えなど、その他外構工事を行うものでございます。 また、6ページから7ページには、校舎1階から3階までの平面図、立面図をそれぞれ添付しております。そのうち、6ページ左側の1階平面図をご覧いただきますと、左のほうに階段を挟んで育成室A、育成室Bがございまして、こちらが今回の児童育成クラブ用に改修する2部屋でございます。 以上が議案第39号でございます。 次に、議案第40号青海中学校プール改築工事請負契約につきましてご説明を申し上げます。 この工事は、老朽化の著しいプールを改築し、安全な教育環境の確保を図るもので、請負契約の締結のため、前号議案と同様の理由で議会の議決をお願いするものでございます。 議案書1ページ中段の表をご覧ください。 まず、契約の目的は青海中学校プール改築工事請負、契約の方法は一般競争入札、契約の金額は1億5,727万8,000円、契約の相手方は市内の株式会社東海エコン、代表者は杉江久三郎でございます。工期は議決の日から令和5年3月31日まで、支出科目は記載のとおりでございます。 3ページ、資料1をご覧ください。 工事請負仮契約書の写しでございます。本年5月19日付で仮契約をしており、市議会の議決があったときは、これを本契約とするものでございます。 4ページの入札執行調書の写しをご覧ください。 入札は、本年5月12日に開札の結果、株式会社東海エコンが税別の最低入札額の1億4,298万円で落札をいたしました。 5ページ、横長資料2をご覧ください。 こちらは、全体配置図と工事概要でございます。資料の中で、右側記載の工事概要をご覧ください。 今回の工事は、既存プールの解体、プール槽、プールサイド及び更衣室等の新設工事を行うものでございます。 また、6ページのほうは、改修前後の平面図でございます。 改修後は、プールの幅を広げて25メートル6レーンと低学年用プールとするもので、これは、改修後に三和小学校と大野小学校の授業を青海中学校で実施することへ対応するためでございます。 7ページには、更衣室等の立面図をそれぞれ添付しております。 以上が議案第40号でございます。 次に、議案第41号南陵中学校グラウンド改修工事請負契約につきましてご説明を申し上げます。 この工事は、南陵中学校の水はけが悪いグラウンドを全面的に改修するとともに、新給食センター建設に伴うテニスコートの移転、さらに、整備から40年以上が経過して老朽化が進む夜間照明施設の更新、以上3本の工事を一体的かつ効率的に実施するもので、請負契約の締結のため、前号議案と同様の理由で議会の議決をお願いするものでございます。 議案書1ページ中段の表をご覧ください。 契約の目的は南陵中学校グラウンド改修工事請負、契約の方法は一般競争入札、契約の金額は1億6,794万8,000円、契約の相手方は市内の市田建設株式会社、代表者は市田浩樹でございます。工期は議決の日から令和5年2月28日まで、支出科目は記載のとおりでございます。 3ページ、資料1をご覧ください。 工事請負仮契約書の写しでございます。本年5月25日付で仮契約をしており、市議会の議決があったときは、これを本契約とするものでございます。 4ページの入札執行調書の写しをご覧ください。 入札は、本年5月12日に開札の結果、市田建設株式会社が税別の最低入札額1億5,268万円で落札をいたしました。 恐れ入りますが、5ページ、横長資料2をご覧ください。 こちらは、全体の計画平面図と工事概要でございます。資料右側に記載の工事概要をご覧ください。 今回の工事は、グラウンドの舗装改良、掘削造成及びテニスコート新設、そしてナイター照明施設の更新などで、あわせて、劣化が著しい防球ネットの張り替えなども行うものでございます。 6ページは、テニスコートの平面図になります。 テニスコートを3面整備するとともに、フェンスやテニス用の練習ボード、器具庫などを設置するものでございます。 以上が議案第41号でございます。 次に、議案第42号常滑市新学校給食共同調理場整備事業建設工事請負契約につきましてご説明を申し上げます。 この工事は、令和6年9月に開設を予定しております新学校給食共同調理場の整備を行うもので、請負契約の締結のため、前号議案と同様の理由で議会の議決をお願いするものでございます。 議案書1ページ中段の表をご覧ください。 まず、契約の目的は常滑市新学校給食共同調理場整備事業建設工事請負、契約の方法は随意契約、契約の金額は29億9,420万円、契約の相手方は愛知県名古屋市中区錦3丁目13番5号、徳倉・水野特定建設工事共同企業体で、代表者は徳倉建設株式会社、代表取締役社長の徳倉正晴、その他構成員は市内の株式会社水野組、代表取締役、三輪一馬でございます。 3ページ、資料1をご覧ください。 工事請負仮契約書の写しでございます。本年5月23日付で仮契約をしており、市議会の議決があったときは、これを本契約とするものでございます。 4ページ、見積り合わせ執行調書をご覧ください。 このうち、契約方法については、今回、公募型プロポーザル方式で事業者を選定しておりますので、随意契約2号となり、見積額はプロポーザルの提案額、税別で27億2,200万円でございます。 5ページの資料2をご覧ください。 こちらに、今回の整備事業の契約形態、契約相手及び契約金額などを示しております。 まず、1、契約形態につきまして、本事業は、公募型プロポーザル方式で選定した事業者と地元建設企業との特定JVで基本契約を締結することとしており、今回の議案では、赤色で表示しております工事請負業者と常滑市との契約について、議決をお願いするものでございます。 次に、2、契約の手続方法につきましては、本議案の議決をいただき、本契約となりましたら、関連業務に係る契約も締結することとしております。 3、各契約の契約相手と契約金額につきましては、(1)基本契約の相手は、徳倉・水野特定建設工事共同企業体と株式会社石本建築事務所名古屋オフィスで、総額30億9,980万円となります。 以下、(2)から(4)にその内訳をお示ししております。 6ページをご覧ください。 契約を締結する事業者の提案内容を抜粋したもので、(1)施設概要については、構造は鉄骨造、地上2階建てで、建築面積は3,172.23平米などでございます。(2)鳥瞰パース、(3)外観パースについては資料のとおりでございます。 7ページの(4)配置図をご覧ください。 図面右側半分の現状テニスコートがあるところ、こちらに調理場を整備いたしまして、左側半分の現在、南陵武道場辺りの横に調理員用の駐車場を整備いたします。 なお、今回説明させていただきましたパース図や配置図については、あくまでプロポーザルにおける事業者の提案資料であり、今後、基本設計や実施設計を行う中で、精査・具体化していくものでございます。 以上、議案第39号から第42号につきまして、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げ、補足の説明とさせていただきます。 ○議長(稲葉民治) 以上をもちまして、補足説明は全て終了いたしました。----------------------------------- △決議案第1号の上程、質疑、委員会付託省略、討論、採決 ○議長(稲葉民治) 日程第11、「決議案第1号ウクライナとの話し合いによる平和解決を強く求める決議の提出について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。15番加藤久豊議員。     〔15番 加藤久豊登壇〕 ◆15番(加藤久豊) 決議案第1号、15番加藤久豊でございます。 決議案第1号ウクライナとの話し合いによる平和解決を強く求める決議の提出について、議員を代表して提案理由を述べさせていただきます。 なお、本決議案は、常滑市議会議員全議員の賛同を得て提出するものであります。 ロシア軍によるウクライナ侵攻から3か月以上が経過しました。世界各国では、即時撤退を求める運動や、日本国政府及び全国の地方自治体においても、即時撤退を求める決議がなされています。世界の平和は全世界の人々の願いであるにもかかわらず、いまだに撤退することなく、武力による制圧を続けていることに対し、断じて容認することはできません。よって、常滑市議会は、ロシア軍の即時撤退を要求するとともに、話合いによる平和的解決を強く求める決議を提出するものであり、改めて全議員の賛同を求めます。 なお、本会議決議可決の折には、議長におかれましては、ぜひ趣旨ご理解の上、本決議文にロシア語を表記した決議文をロシア大使館宛てに送付いただけますよう、ご配慮賜りますようお願いを申し上げます。 最後に、今回のロシア軍によるウクライナ侵攻は断じて許されるものではありません。メディアを通して伝えられる悲惨さに、心が痛くなるのは私だけではないと思います。世界の恒久平和は地球上に暮らす人々の願いです。 常滑市は、世界166か国・地域、8,174都市が加入する平和首長会議に2012年1月に加入しております。 本市は昭和29年に、常滑町、鬼崎町、西浦町、大野町、そして三和村の4町1村が合併し、誕生いたしました。その後、昭和32年には、小鈴谷町のうち大谷、小鈴谷、広目、坂井のそれぞれの地区が市域に加わり、現在の形となって65年となります。この65年の節目において、今回のロシアの軍事侵攻に加え、隣国によるミサイル発射や核実験の可能性など、その動向も伝えられる中、改めて常滑市においても、この加入のみならず、平和について深く考え、平和都市として、国内外に向けて市の姿勢を明確にする時期が来ているのではないでしょうか。 ぜひ平和都市宣言も視野に入れつつ、平和に対する市の姿勢について、よくご検討いただくことをこの機会に要望し、決議案の提案理由の説明とさせていただきます。     〔降壇〕 ○議長(稲葉民治) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「ありません」の声あり) ○議長(稲葉民治) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと存じますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(稲葉民治) ご異議なしと認めます。よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 通告がありますので、発言を許します。 2番、西本真樹議員の発言を許します。西本真樹議員。     〔2番 西本真樹登壇〕 ◆2番(西本真樹) 2番、日本共産党議員団、西本真樹です。 決議案第1号ウクライナとの話し合いによる平和解決を強く求める決議の提出について、賛成の立場で討論を行います。 まず、この決議に全議員が賛成者として名を上げたことに対して敬意を表します。ロシアがウクライナ侵略を始め、3か月以上が経過しました。ひとたび戦争や紛争が起これば、すぐには止められないということを切々と感じる日々であります。 ロシア侵略による死亡者も、ウクライナ人、ロシア人合わせると数万人になると言われ、また、国外へ避難されたウクライナ人も数百万人を超えております。侵略されているウクライナ人の戦死者の多くは民間人、侵略するロシア兵の死者の多くは若年層や貧困地帯、少数民族の出身とも報道されております。 被害に遭うのは、武器を持たない民間人や前線に立つ兵士です。私たち日本国民も第二次世界大戦で、日本各地の空襲や広島、長崎の原子爆弾投下、唯一の地上戦となった沖縄、また、祖国を離れた最前線で民間人や兵士が亡くなったり被害に遭ったことは周知の事実であります。 戦争を体験していない世代として、過去の苦い経験の上に平和を享受する者として、主義・思想は違えど、武力による他国への干渉に対しては断じて許してはならず、粘り強く話合いによる平和的な解決をしていくべきと強く思っております。 また、常滑市は、世界に開かれた中部国際空港を要しております。平和でなければ、世界各国の人々が安心して日本を訪れたり、私たちが諸外国へ渡航することもできません。一刻も早く世界平和が訪れることを願い、賛成の討論とさせていただきます。     〔降壇〕 ○議長(稲葉民治) 以上で通告による討論は終わりましたので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 決議案第1号は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(稲葉民治) 起立全員と認めます。よって、決議案第1号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △散会の宣告 ○議長(稲葉民治) これをもちまして、本日の日程は全部終了いたしましたので、散会といたします。     午前10時28分 散会...